雪虫

_00B7266.jpg

誰もこのへんちくりんな縞々のアブラムシが、
冬を越した卵から産まれた雪虫(トドノネオオワタムシ)の偉大なる母だとは思うまい。

小さな白い虫は、その母から生まれた子どもたち。

蟻はアブラムシを襲っているのではない。
アブラムシのお尻から出る甘い露をもらいにやって来たのだ。

水の重さ

_00A4630a.jpg

小さな蟻にとって、その一滴はどれくらいの重さを持つのだろう。

同じ時間に生きていながら、生き物たちはそれぞれにまったく違う感覚で
水の重さや、風を感じている。

バチバチ・・

_00B4850a.jpg

自然観察会講師、環境調査、ブライダル撮影のピンチヒッターとなんでもありの5月。
月末にかけて高体連陸上の撮影、地元ラジオ局のイベントで講演、小学校の運動会スナップ、
また環境調査。

たとえば追いかけているテーマで1週間泊まりがけで出かけるような取材や撮影は、
稼ぎを得ることとの両立を考えるとこの時期は不可能だ。
頭の中では撮りたいものと、撮らないと食えないものが
常にせめぎ合ってバチバチ火花を散らしている状態。

そんな中で何を取材し形にしていけるか考える。
細切れの時間だけれど丁寧に積み重ねて行けば、やり方はきっとあると思うこの頃。

芽吹き

_00A3996.jpg

雑木林では広葉樹が次々と新芽を伸ばしはじめた。
エゾヤマザクラもようやく咲き始め。
今日は冷たい雨が降っているけど、
青空が広がっている日などは、一年でいちばん気持ちがいい季節かもしれない。

春に追いつけ

_00B4091.jpg

自然について幾つかの企画を立てて撮影をすすめているが、「春の花」もそのひとつ。
花といってもきりがないので、身近な花・在来種の花(野生の花)をリストアップして
咲いた順に撮っていく。

花を撮るのは簡単なようで難しい。
あっという間に咲き、あっという間に散っていくので、
あ、まだ咲いてるなと思って近づいてみても花はなんとなくしおれ、美しい旬を過ぎていることも多い。

毎年、花の種類が一気に増える春の終わりから初夏にかけて、花に追い越されていたが今年はまだ大丈夫。
撮る予定でいて、撮り逃した花はまだない。
しかし油断は禁物だ。
失敗しないコツは1時間でも時間が出来たら、
本を閉じ、パソコンをシャットダウンして素早くフィールドに通うことだ。

再生

_00B4027b

動くものなどなにもなかった早春の雑木林。
どこかで冬を越した小さな命が活動をはじめる。

原風景

_00B3653.jpg

苔むした大木の下でエゾエンゴサクが咲いていた。
早春に咲くこの花やカタクリは、ササ刈りや樹木の伐採など人の手が入った林床で
群落を拡げているのを見る。

でも開拓前、人の手が入らない森ではこんな風に咲いていたのかもしれない。
そう思える雰囲気がこの場所にはあった。

クマゲラ

_00B3562c.jpg

先週は環境調査でニセコと札幌方面へ。
札幌某所のカラマツ林にて、クマゲラがせっせと餌を探していた。
写真の個体は頭の上が広く赤いのでオス。

クマゲラはそろそろ卵を産む季節だ。
私が調査していた場所からそう遠くないところに巣があるのかもしれない。

プロフィール

石黒誠の写真と活動を紹介するブログです。

Makoto Ishiguro

Author:Makoto Ishiguro

カレンダー

04 | 2011/05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

メールフォーム

ブログの感想・お問い合わせはこちらまでお願いします。

名前:
メール:
件名:
本文: