オオルリオサムシ

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5月中旬から6月にかけて、オオルリオサムシという虫を採集しては撮っていました。
飛べないために、隣り合った地域でも体色の傾向に差があるので、それを記録するためです。

採集のために森の地面に埋めたプラスチックコップは80個×3箇所分。数日から一週間おきにそのコップをすべて見回り、コップに落ちた虫を生きたまま回収して撮影しました。なかには死んでしまった虫もいますが。採集も撮影も思ったよりも労働を要しましたが、いつかトライしたかった撮影でしたので充実した時間でした。

写真の緑色の虫がオオルリオサムシ。黒っぽいのがマイマイカブリです。
虫嫌いの方はギョッとするかもしれませんが、虫好きにとってオオルリオサムシは、森がくれた宝石がコップに落ちているような感じです。

メインターゲットはオオルリオサムシでしたが、約一ヶ月ほどの作業の間にコップに落ちる虫の種類は刻々と変化し、オオルリ・・・以外のさまざまな虫も見ました。林床、季節変化、多様性など、数々のヒントを与えてくれた昆虫採集でした。

6月

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6月上旬に東京での写真展がありました。新宿の会場へお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
その前後は運動会やらピンチヒッターでのブライダルの撮影で埋まり、中旬は写真絵本入稿に間に合うかどうかの雪虫撮影。下旬に環境調査が入ってきて出張しているうちに、一ヶ月も更新しておりませんでした。申し訳ございません。

写真は初夏に飛ぶ雪虫をさがしてさまよった森です。
昨年の観察結果をもとに今年の計画を立てて、他の仕事を断り、何度もササやぶをかきわけて探しましたが、もっとも見たかった、初夏の雪虫が子を産むシーンは今年も見られませんでした。残念だったような、謎が先送りされてワクワク感が残ったような不思議な気分です。

もうひとつねらっていた、初夏の雪虫が飛び立つところはなんとか撮れました。こちらは今、編集者がすすめてくれている入稿に間に合うかも知れません。

写真絵本に関する撮影はこれで終了です。
雪虫といってもじつは何種類もいて、そちらも興味津々なのですが、アブラムシ関連はいったんリサーチ状態にもどし、進行中の他の企画をすすめていく予定です。

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Makoto Ishiguro

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