写真の方向

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どんな写真がいい写真なんだろう。
被写体である自然や風景や人物のもつストーリーを表す写真。
撮影者の思いを伝える写真か。誰かが「いいね」って喜んでくれる写真?
それとも撮影技術を誇示するための写真か。

子ども向けの写真絵本の原稿を書いたり、親子で参加する自然観察会の講師役をしているうちに、
撮り方や、撮らなければならない写真の方向が今頃になって見えてきた。
上手で構図もきまっている写真が、伝わる写真になるとは限らない。
どんなコンセプトでなぜそれを撮ったのか、
言葉でちゃんと説明できる写真が、ぼくにとっては今は何より大切。

それは感性を無視して、頭でっかちの撮りかたをしている、というのとはまた違う。
人や自然の歴史を知り、よく考えて、そこに解釈と感性を重ね合わせていく。
リサーチ、撮影、アウトプット。
なにか科学論文を書くのに、下調べして、実験や観察によってデータを得て、書き上げる作業に似ている。
だから撮影はなにかをつくりだすときの、ほんの一部分にすぎない。

撮影よりももっと大切なのは、何かに気づいてそれを広げ構築していくちから。
そのためにいろんな人や分野とのかかわりも大切になってくる。

プロフィール

石黒誠の写真と活動を紹介するブログです。

Makoto Ishiguro

Author:Makoto Ishiguro

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