ヒグマと共有する

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林道に新しいヒグマのフンが落ちていました。
クマのフンや足跡を見るとまずは少し怖いです。と同時に、クマがいたのと同じ空間に自分が今立っていることの不思議さを感じます。ただ時間がずれているだけで、確かにここにクマがいたのだ、と。

別な言い方をすれば、おなじ時間を共有しながら私は今ここにいて、クマは森のどこか別のところにいる、ということになります。

この秋、札幌市の南部でヒグマが市街地によく出ているそうです。警察が出回り、小学生の登校時に先生方が通学路で見守っているとか。クマとどうしても時間と空間を共有できないときは、人の暮らしを守るためにクマを殺すか追い払うしかない。人がクマを怖がるのはもちろんですし、事故もあってはならないですが、クマたちと空間や時間を共有していることを、想像できるような報道がもっとあってもよいのでは、とも思います。

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Makoto Ishiguro

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