ブアイソウな森

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アザラシの毛皮を貼ったスキーで4時間ほど森を歩きました。
以前見つけたモモンガの巣穴にフンや尿のこん跡を確認。トドマツにこの秋に登ったような生々しいヒグマの爪あとを発見。雪上にキタキツネ、エゾクロテン、エゾリスの足跡が点々とありました。

なにも見つけないときは動物の気配やこん跡を見落とさないように五感をはたらかせながら、黙々と歩く時間が続きます。こちらから探し出さなければ何も語ってくれなような森の無愛想さを、私は「静けさ」「落着き」「出会いへの期待」と感じます。なので、一日人に会わずに森にいてもあまりさみしくありません。以前、このことを友人に話すと「さみしくて一日一人で森になんかにいられない」とぎょっとされました。

8歳の息子は釣れなくても、川へしつこく行って釣り糸を垂れます。ニジマスがかかったときの喜びが忘れられないのでしょう。自然が持つ無愛想さを「さみしい」「暇」「倦怠」から解放させてくれるのは、動物との出会いや美しい花を見たというような忘れがたい成功体験でしょうか。街を好む人も、野山が好きな人もいるように生まれ持った性分でどうしようもないものなのでしょうか。

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Makoto Ishiguro

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