雪原に木の影

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定点撮影を試みているいつもの場所へ行ったあと、ちょっと周囲を散策。まぶしい雪原とくっきりした木立の影を見ていると、12月のどよんとした太陽の光とはちがって随分力強くなったな、と思う。

22日のNHKダーウィンが来た!「雪虫」の放送後には、「見たよ!」とあちらこちらから声をかけていただきました。ありがとうございました。

冷えた朝

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朝8時。気温マイナス18℃。
川霧の向こうから、ようやく朝日がのぼってきた。

カメラを手持ちで撮影しているとすぐに指先が冷たくて痛くなる。
もう日の出前から3時間は外にいてカメラは冷え切っており、金属の冷たさがスキー手袋を通して指先をいじめてくる。それでもバッテリーの減りが早いだけで、ちゃんとシャッターは切れるし、問題なく写る機械のすごさに感心。

冬山踏査

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雪があって時間もとれる冬のうちに、できるだけやっておきたいのが冬山を踏査してリサーチすること。持ち物は2万5千分の1地形図、小型のGPS、メモ帳、カメラ、弁当など。スキーをはいて気になるところを歩き、動物のこん跡や、樹木の種類や太さ、湧き水、景観、違う季節に再訪するべきか、などをGPSとメモ帳で記録していきます。

この日は湧き水と古いため池、上空を通過するオジロワシやクマタカ、せまい範囲にクマの爪痕がごっそり残るトドマツ林、シカのねぐら、クマゲラの食痕などを見つけました。地形図とGoogle Earthで下調べして出かけ、実際に歩いて宝物を見つけ出すような感じです。

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朝はすっかり涼しくなって霧が出ることも多い。
トドマツの向こうから陽が登って来た。

オオバヤナギ

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次々とやって来た台風の雨で空知川は増水。南富良野町では堤防が決壊して、市街地を濁流が襲いました。私の住む富良野市山部でも避難指示が出て、中学校の体育館に人があふれていました。

川岸の草木もなぎたおされて、生態学で言う出水による「かく乱」をうけます。
そんななか、静かに舞う雪のようなものが。
今時期に種子を散布するオオバヤナギのタネが静かに降りそそいで、濁流に引き抜かれた仲間のそばに着地していました。
破壊されても静かに再生していく河畔林の姿に、力をもらった気がしました。

プロフィール

石黒誠の写真と活動を紹介するブログです。

Makoto Ishiguro

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